ジュディット・アルベルタ著「ライム病 ―ナチュラルな治療」より引用
ライム病患者は、既に効果が実証された既存の天然殺菌剤を使用してみるとよい。化学合成の抗生物質とは異なり、これらの製品は、数多くの様々な構成要素から成り立っているため、細菌にその構造が理解されにくく、よって細菌が耐性能力を備えることなく殺菌効果が得られるのが特徴である。
製品のもととなる有効成分は、海水から取った金属イオンによって活性化され、天然リポソームで分散された後、希釈される。このような手段で活性化することによって、通常使用される元の有効成分に対し、その効力は増強されるのである。活性化されたグレープフルーツシードエキスはボレリア菌に対抗する力が倍増する。
2012年6月、サンフランシスコで開催されたアメリカ微生物学会(American Society for Microbiology, ASM)の世界会議の学会をはじめとする数か所の学会で、この研究の有望な実証結果が発表された。
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